A.最初は応援してくれませんでした。特に母はめちゃくちゃ反対していましたね。というのも、父が自営業でやってきた人で、その姿を見てきたからこそ心配があったのかもしれないです。
あと、コーチングは今でこそ少しずつ増えてきましたけど、数年前までは仕事にしている人って少なかったんですよね。目に見えないもので、何を売っているのか、実際にどんなことをやっているのかがいまいち分からないから「あんた怪しいことやってるんじゃないの?」とか、そんな風に思っていたのかな? どんな仕事なのか、最初は伝えるのが難しかったです。なので、母に実際にやってあげたんですよ。そうしたら理解してくれました。ただそうは言っても、娘が変わっていくことも、一人でやっていくということも、心配だったんだと思います。
けれど、だんだん「頑張ってるね」と言ってくれるようになりました。そうなるまでは、ほぼ連絡をとらなかったですね。父は基本的につかず離れずの距離感で応援してくれていたけれど、心配はしていたと思いますよ。娘に色々と聞きづらいこともあったんじゃないかなと思いますし。
こんな風に、起業を始める時は、9割がた反対されると思ってください。やっぱり心配だと思うんですよ、親御さんは。新しいことを始める、起業をする時は反対されて当然だと思っていてください。私の周りの起業家や師匠も「最初から100%応援されて始めました!」って人はいません。それでもやりたいと思えるかどうか?が大事かなと思います。
最初は反対されましたし、今もめちゃくちゃ応援されてるかというと、そうじゃないかもしれない。けれど、「七織子が元気でいてくれたらそれでいいよ」って言ってくれているので、それが一番の応援の言葉と思って受け取っています。