A.なんでイライラしたのか、その出来事・情景をそのまま書いて、それに対して事実と妄想に分けてみましょう。
例えば、電車やレジ待ちで横入りしてきた人がいたとして、「今日おばさんが横入りしてきてイラッとした」みたいに書いてみましょう。横入りは事実ですよね。でも、イラッとした感情は自分で選んでいて、もしかしたら本物の感情じゃない可能性があるんですよ。
事実には赤線、「イラッとした」には青線を引いて、「本当は自分はどのように思いたかった?」って自分自身に聞いてあげるんです。人それぞれだけど、「横入りですよ」って言えなかったことに後悔している人がいるかもしれないし、「そこまでイラッとする必要もなかったな」と思うかもしれない。自分自身に聞いてあげると、「本当はこうしたかった」ということが出てくると思うので、そうしたら「次からどうする?」とさらに聞いてあげて、答えてあげる。
そうやって実験していくと、自然にイライラがなくなったり、感情をもっと早く消化できることがあるかもしれません。