「自己受容できない原因は?」ありのままの自分を受け容れて生きやすくなる方法
自己受容が大切なのは分かるけど
ダメな自分を受け容れるなんてできない…
自己否定ばかりの辛い日々を変えたい!
このような悩みを持っていませんか?
- 毎日自分のダメなところに目が向いて自信がない
- そんな自分が嫌いで、人生も上手くいかない
自己否定のループに陥ってしまっているあなたも
まずは自己受容できない理由を知ることで「自己受容」を育てる行動が取れるようになります。
そしてありのままの自分を受け入れて人生が生きやすくなります。
こんな人にオススメ
- 「自分には良いところが無い」と思っている人
- 昔から無意識に自分を否定して、責める癖がある人
- 自信が無くて、自分のことを好きになれない人
自己受容とは?
「自己受容」の定義
ライフセレクトマジックコーチングでは「自己受容」を次のように定義しています。
【自己受容】
「ありのままの自分」や「ありのままの現状」を受け容れること
なぜ「自己受容」が重要なのか?
「自分はダメだ」と否定し続けていても何も変わりません。
ありのままの自分や現状を受け容れることで気持ちがフラットになり
「このままではいけない」「じゃあどうしたらいいだろう?」と
次の行動を起こすことができます。
また自分の良いところだけでなく、できない自分や欠けている自分も含めて
丸ごと愛せるようになると、心に余裕が生まれてどんな状況でも生きやすくなります。
ありのままの自分を受け容れるからこそ
初めて自分を肯定できるようになり、自信を持って人生を歩める!
「自己受容」できない自分を現状を受け入れて
少しずつ自分に優しい行動を取っていきましょう。
自己受容ができないとどうなる?
自己受容ができないと、些細なミスでも落ち込み自信を無くしてしまいます。
自分のダメなところにばかり目を向けるので自分のことが嫌いになり
何をするにも自己否定が邪魔をして上手くいかなくなります。
この状態を繰り返すと行動が止まり、人生も停滞して生きづらさにつながるのです。
自己受容できない原因
幼少期の家庭環境や親との関係
自己受容は幼少期の環境が大きな影響を与えます。
- 両親に「〇〇なところがダメだよね」と決めつけられる
- 上手くいった時だけ褒められた
- 性格や外見を否定する言葉を言われる
- 過保護で自分で決めさせてもらえなかった
親の行動や言動によって自己受容感を育むチャンスを逃すと
自己否定する癖が付いてしまいます。
過去の失敗や辛い経験
これまでの人生で大きな失敗をしたり、自分の存在を否定されたりすることで
自信を無くし、何をしても「自分はダメだ」と決めつける癖が付きます。
また周囲の人の何気ない一言で心が傷つき、自己否定につながります。
自分の意思で決める経験が少ない
物事を選択する際に自分ではなく、人の意見を参考にして決めていると
自分で決められないことを責めてしまいます。
また自分の意志で決められないので、心にモヤモヤや後悔を抱えて生きづらくなります。
理想が高く、常に完璧を求める
理想が高いと少しでもハードルを越えられなかったら自分を責めてしまいます。
また常に完璧を求めるので、本当は十分できているのに自分を追い込んだ結果、
上手くいかず自分を責める負のループに陥ります。
自己受容できない人の特徴
人と比べてできない自分を否定する
自己受容できない人は自信が無いので
周りの反応を気にして外に目が行きがちになります。
そのため自分よりも優れている人に気が付きやすく
人と比べて「私は全然ダメだ」と落ち込みます。
人よりも優位に立ちたい
自己受容できない人の中には自信を感じたいが故に
人と比べて優位に立とうとする人もいます。
この場合は勝ち負けを第一に考え、人に勝つことで自信や安心感を得ようとします。
しかし、得られた自信や安心感は勝ち負けや相手に左右されるので
一向に自分の心は満たされません。
人の評価で自分の価値を決める
自己受容できない人は自分で自分を認める力が低いので
「人からの評価=自分の評価」になっています。
褒められた時はいいですが、注意されたり否定されたりしたときに
「自分が悪い」と思い込んでしまいます。
また自分の評価をよくするために人に合わせすぎたり
好かれようとしたりして自分を犠牲にしてしまう傾向があります。
その結果自分らしさを見失い、生きづらさを抱えてしまいます。
完璧主義
完璧を常に求めると、いつまで経っても自分に満足できず自己否定を繰り返します。
また「すぐにできるようになりたい」と結果を急ぎ
上手くいかない自分を責めてしまいます。
できない自分を受け入れられず嫌悪感を抱き、行動も止まります。
自己受容できるようになると起こるメリット
些細なミスで落ち込まないマインドが手に入る
自己受容ができるようになると
「どんな自分でもOK!」と認めてあげられるので
たとえミスをしても、ズルズルと引きずらずに気持ちを切り替えることができます。
「どうしたら次はできるようになるかな?」と失敗から学び
次に活かせるマインドに変わります。
自己受容して前向きに行動する自分になれば、ミスした自分も肯定できます^^
「自己受容」は自己否定のループから抜け出す鍵になるのです!
毎日を心穏やかに過ごせる
毎日過ごす中で調子がいい日もあれば、
体調や気分が優れない日、ついダラダラしてしまう日もありますよね。
あなたは調子が悪い日にどんな感情を抱いていますか?
「今日は全然上手くいかない。こんな私はダメだ」と責めていませんか?
自己受容ができるようになると
「そんな日もあるよね!今日はゆるっと過ごそう^^」と
調子が悪い自分にも優しくできるようになります。
自分に寄り添い、励ましの言葉をかけてあげると心がホッとして、
毎日を穏やかに過ごせますよ。
理想の未来を叶えることができる
理想の未来を叶えたいと思った時に
心のどこかで「いや、私なんかには無理だ…」と思うことはありませんか?
頭では「叶えたい」と思っても、心が「無理」と思えば
心で感じていることが強いため、否定の願いが叶ってしまいます。
そこでまずは「自己受容」をして心のモヤモヤを断ち切ることが大切です。
良い自分も欠けている自分も全て私
世界でたった1つの個性だから、ありのままの私を大切にしよう
と声をかけて、今の自分をまず認めてあげましょう。
今の自分や現状を受け容れると、心のモヤモヤが晴れて
心から「こうなりたい!叶えたい!」と望みが湧いてきます。
そして叶えるための行動を起こせるようになり、理想の未来を叶えることができます!
自己受容を育てる7つのコツ
自己否定していることを自覚する
「自己受容」の定義は「ありのままの自分や現状を受け容れること」です。
そこでまずは「自己否定」している自分と向き合うことから意識しましょう。
仕事中に「私はダメだ…」と思ったら
「あ!今、私は自己否定しているな」と第3者の目線で自分の思考を観察して下さい。
まず現状に気付き、受け入れることで自己否定から抜け出す行動が取れるようになります。
ありのままの感情を書き出す
自己否定している現状を受け入れたら、
心の中のモヤモヤをありのままの言葉と感情で書き出してみましょう。
仕事で連絡ミスをしてしまって、先輩に注意を受けた。
先方にも迷惑をかけてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱい。
私のせいで無駄な仕事を増やしてしまって、辛い。逃げたい。
私ってなんてダメなんだろう。……
誰にも見られないので、汚い言葉が出てきても大丈夫です。
涙が出てきたら、我慢せずに流してください。感情に蓋をしないことが大切です。
自分に励ましの言葉をかける
ある程度書き出せたら、読み返しながら自分を励ます言葉を自分にかけてあげてください。
ノートに書く時に声に出してあげるとより効果的です。
ポイントは家族や親友を励ます時と同じ感覚で自分に寄り添うこと。
自分だとつい厳しくなってしまいますが、同じ悩みを大切なひとが抱えていたら
きっと優しい言葉をかけてあげますよね?その言葉を自分にもかけてあげるのです。
そうするとミスした自分も優しく包み込むことができて、自分を受け入れることにつながります。
リフレーミング
ネガティブな感情や出来事に直面した時に、そのまま悪い部分を受け取ると自己否定につながります。
そこで「リフレーミング」を取り入れてみましょう。
【リフレーミング】
物事を別の枠組みで捉え直すこと
先ほどのネガティブな出来事も「リフレーミング」をするとポジティブに変換できます。
- ミスはしたけど、次は連絡を早めにするという教訓が得られた。
- 先輩に注意されたけど、私を否定しているのではなく私の成長のために言ってくれた。
もちろん反省したり、原因を追求したりすることも大事ですが
そこだけに集中すると、できない自分に目を向けてしまいます。
ある程度反省したら、そこから得られるものに目を向けて
前向きな捉え方を考えてみましょう。
自分で決める癖をつける
幼少期の時から、自分で決める経験が少なかった人は、
「望みを叶えることは難しい」と思い込んでしまいます。
そこで日常の選択から「自分はどうしたい?」と問いかけて自分で決める癖をつけましょう。
自分で決められるようになると、人の意見に左右されなくなり生きやすくなります。
また自分で決めるので失敗しても人のせいにしなくなり、
どんな選択も受け入れられる力が身につきます。
自分との約束を守る
自己否定していると、自分のことを後回しにしがちになります。
この状態が続くと「自分の望みを叶えることはできない」セルフイメージが作られます。
この状態を止めるためにも「自分との約束を守ること」を徹底しましょう。
自分との約束は小さなことで大丈夫です。
- 今日は帰ってからゆっくりお風呂に入ろう
- ハーブティーを飲んで体を温めよう
- 0時前までに寝て、7時間睡眠を確保しよう
日常の中の小さな自分との約束を守ると
自分を大切にできている感覚が得られて、自分に優しくできるようになります。
自分に優しくできるようになると、
自己否定しそうになっても自分を励まし、寄り添うことが自然とできます。
ハードルを下げる
理想が高く行動のハードルも高いと、上手くいかない自分に直面しやすくなります。
そこで行動のハードルを下げて、自己否定を断ち切ることが大切です。
いきなり大きな行動を取るのではなく、細かいタスクに分けて
小さな「できた」を自分に体験させてあげて下さい。
そうすると経験と自信が得られて、
どんな状況でも動じずに行動できる自分に変わることができます。
自己受容できなかった過去の私
私も昔は「自分には何も良いところが無い」と思っていました。
仕事ができる同僚と比べて落ち込んだり、
自分らしく生きる同世代の女性をみて羨ましく感じたりしていました。
「私は何をやっても人より上手くいかない、何もできない…。」
自分を変えたいのに、毎日ダラダラして行動できない自分にも嫌悪感を抱いていました。
そんな私も自己受容を育てる思考や行動をコツコツと重ねて、
ありのままの自分を受け入れられるようになりました。
自分に優しくしながら自分のペースで毎日を楽しみ、
やりたいことを叶えるために行動できるようになりました。
時間はかかりますが自分の感情に向き合い、心地良さを大事にしていけば
誰でも「自己受容」できるようになります。
ネガティブな気持ちにも寄り添ってあげたり
上手くできないことも自分の個性の1つだと捉えたりすると
どんな自分でも「大丈夫!」と思えます。
世界でたった1人の唯一無二の自分に誇りを持ち、
「私は私で良かった!」と心から思えるようになります。
今、自分を否定して辛い思いをしているかもしれません。
自分を受け容れることは難しいと感じているかもしれません。
だけど、これからも自己否定し続ける苦しい人生を歩みたいですか?
もし「嫌だ」と感じたならば、すでに1つ自己受容することに成功しています!
こうして現状が嫌だと「受け入れる」からこそ人は前に進めます。
ぜひ今回の内容を参考に、まずはできない自分を受け入れて
1つでも良いので自己受容を育てる行動をとってみましょう♪
【まとめ】自己受容するには、まず自己受容できない自分を認めよう!
- 「自己受容」できないと悩んでいるあなた
- そもそも「自己受容」できていないことに気付いていないあなた
どちらも最初は現状を受け容れるからこそ「自己受容」できるようになります。
原因や特徴を知って、「自己受容できない自分」を自覚できただけでも一歩前進!
まずは現状を受け入れられた自分を褒めてあげて下さい^^
そして少しずつ「自己受容」を育てていけば大丈夫!
良いところも、欠けているところも全て大切なあなたの一部です。
世界でたった1人のかけがえのない自分を丸ごと受け容れてあげれば
ありのままの自分で心地よく生きることもできるようになります。
自己受容を身につけて、あなたが自分らしい人生を歩めることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^
Small Step Action
「自己受容できない原因」や「できない人の特徴」を読んだ率直な感想を書き出す
「自己受容」できるようになるために今日から始める行動を1つ決める
日常の中で実践する