内向型はリーダーに向いていない?女性がリーダーシップを発揮する方法を解説

「内向型の私が、リーダーをしてもうまくやれるの?」
「人前で話すのも、後輩に仕事を任せるのも苦手なのに、本当に大丈夫ですか?」
この記事では、以下をわかりやすく解説します。
この記事のまとめ
・内向型がリーダーに向いていないと感じる理由
・内向型女性がリーダーシップを発揮しやすい強み
・会議、後輩指導、仕事の任せ方で使える実践ポイント
役職が上がると、うれしさより先に不安が出てきますよね?
仕事そのものは好きでも、リーダー役だけは重く感じる人も多いです。
この記事では、キャリアコンサルタントで働く女性のサポートをしてきた清水七織子の知見をもとに内向型女性がリーダーシップを発揮する方法を解説します。
この記事を読むことで、内向型の自分に合うリーダーの形が見えて、どんなことを意識すればよいか整理できます。
さっそく、はじめていきましょう。
内向型はリーダーに向いていないのか?

内向型はリーダーに向いていないと決めつける必要はありません。
内向型の人が持つ聞く力や考える力が活きる場面も多いからです。
内向型はリーダーに向いていないのか?
- 結論:内向型でもリーダーは十分務まる
- 「リーダーに向くのは外向型」というのは誤解
- 向いていないのではなく、リーダー像の思い込みに苦しんでいる人が多い
以下では、内向型でもリーダーが務まる理由と、苦しくなりやすい思い込みを順番に整理します。
結論:内向型でもリーダーは十分務まる
結論からお伝えすると、内向型でもリーダーは十分務まります。
理由は、リーダーの役割が「前に立って目立つ」だけではないからです。
チームの方向を整える、相手の話を聞く、状況を俯瞰して見る、的確な判断。
こうした役目は、内向型の強みが活かせます。
たとえば、会議でずっと話し続ける人より、必要な時に要点をまとめる人のほうが信頼される場面もあります。
清水七織子前に立って目立つかどうかではなく、チームメンバーが動きやすい状態をつくれるかどうかに目を向けてみましょう。
- 聞く力は信頼づくりに役立つ
- 考える力は判断の質を上げる
- 落ち着きは場の安定につながる
- 前に立てるかより役割遂行が大事
- 俯瞰力でチーム全体をみる
「リーダーに向くのは外向型」というのは誤解
「リーダーに向くのは外向型」というのは誤解です。
外向型の人がもつ話す力や場を盛り上げる力は、目につきやすい長所です。
ですが、目を引く長所だけでチームは回りません。
相手の本音を引き出す力、慎重に確認する力、無理のない進め方を選ぶ力も求められます。
たとえば、トラブルが起きた場面で、すぐに強い言葉を出す人より、状況を整理して優先順位を決める人が的確な対処をする場合があります。
外向型が向いている、内向型が向いていない、ということではありません。



強みの活かし方が違うと考えてくださいね。
- 話す力だけが必要な要素ではない
- 場を盛り上げなくてもいい
- 慎重さも現場で役立つ
- 傾聴力は信頼づくりに直結する
- 強みの活かし方が違っていい
向いていないのではなく、リーダー像の思い込みに苦しんでいる人が多い
向いていないのではなく、リーダー像の思い込みに苦しんでいる人は多いです。
- 「リーダーなら、いつも堂々としていないといけない」
- 「会議ではすぐ答えないといけない」
- 「みんなを引っぱらないといけない」
こんな風に考えるほど、自分には無理だと感じやすくなりますよね。
苦しさの原因が性格そのものではなく、理想像とのずれになっている場合もあります。
必要なのは、自分を変える努力だけではありません。
自分の強みを活かしてリーダーという役割を果たせるか?という視点をもつことです。



向いていないと決める前に、追いかけているリーダー像が自分に合っているかを見直してみましょう。
- 目立たないとダメだと思いますか?
- 即答できないと焦りますか?
- 強く引っぱるリーダー像を目指していませんか?
- 静かな自分を変えなければと思っていませんか?
- 自分に強みなんてないと思っていませんか?
内向型がリーダーに向いていないと感じやすい理由


内向型がリーダーに向いていないと感じやすいのは、能力が足りないからではありません。
人前で話す場面、判断を急がれる場面、仕事を任せる場面で、内向型の気質と求められることが違うからです。
とくに以下の4つは、多くの人がつまずきやすいポイントです。
内向型がリーダーに向いていないと感じやすい理由
- 人前に立つことや会議での発言が苦手だから
- 自分の意見を強く言いにくく、考えすぎて決断が遅れやすいから
- 仕事を振るのが苦手で、抱え込みやすいから
- 後輩に厳しく言えず、育成に悩みやすいから
自分を責める前に、どこで苦しくなりやすいのかを整理してみましょう。
人前に立つことや会議での発言が苦手だから
人前に立つことや会議での発言が苦手だと、リーダーに向いていないと感じやすくなります。
リーダーになると「その場で話す力」が急に求められる場面が増えるからです。
準備してから話したい人ほど、会議で急に意見を求められると頭が真っ白になりやすいですよね。
たとえば、会議で「今の進捗を3分でまとめて」と振られた場面です。
頭の中では整理できていても、言葉にする順番が決まっていないと、うまく話せなかったと感じやすくなります。
ですが、発言が苦手なのと、リーダーに向いているかは別の話です。



うまく話せるかではなく、必要なことを伝えられたかに
目を向けましょう。
- 急に意見を求められる場面
- 進捗を短く話す場面
- 大人数の前で話す場面
- 反対意見を返される場面
- 話をまとめて締める場面
自分の意見を強く言いにくく、考えすぎて決断が遅れやすいから
自分の意見を強く言いにくく、考えすぎて決断が遅れると、リーダーに不向きだと感じやすくなります。
リーダーには「決める役割」があるので、迷いが長引くほど自信を失いやすいです。
配慮ができる人ほど、相手の立場まで考えてしまい、決められなくなる場面がありますよね。
たとえば、後輩の担当変更を決める場面です。
本人の気持ち、チームの負荷、納期への影響を全部考えるうちに、結論を出すのが遅れてしまうことはありませんか。
判断の基準を先に決めておくと、迷うことが減ります。



筋道を立てて相手に伝えるほうが内向型には合っています。
- 担当変更を決める場面
- 優先順位を決める場面
- 意見が割れた会議の場面
- 後輩に修正を頼む場面
- 締切変更を伝える場面
仕事を振るのが苦手で、抱え込みやすいから
仕事を振るのが苦手で、抱え込みやすい人も、リーダーに向いていないと感じやすいです。
「自分でやったほうが早い」
「うまく任せられず迷惑をかけたくない」
という気持ちが強くなりやすいからです。
責任感がある人ほど、相手に任せるより自分で片づけたくなりますよね。
たとえば、資料の最終チェック、会議日程の調整、議事録の作成まで全部引き受けてしまう場面です。
長い目で見るとチームが育たず、自分だけが疲れていってしまいます。
リーダーの役目は、自分で全部できる人になることではありません。



周囲が動ける形をつくる視点に切り替えていきましょう。
- 資料修正を全部引き取る
- 議事録を毎回自分で書く
- 日程調整を一人で抱える
- 後輩のミスを黙って直す
- 期限直前に自分で回収する
後輩に厳しく言えず、育成に悩みやすいから
後輩に厳しく言えず、育成に悩みやすい人も、リーダーに向いていないと思いやすいです。
相手を傷つけたくない気持ちが強いほど、必要な指摘を飲み込みやすいからです。
関係を悪くしたくない気持ちが先に立つと、注意する場面で言葉を選びすぎてしまいますよね。
たとえば、提出物の遅れが続いている後輩に対して、「次は気をつけてね」だけで終わらせたとします。
やさしさは伝わっても、何を直すべきか、なぜ直すべきかが伝わらず、同じことが続く場合があります。
育成で必要なのは、厳しく伝えることや強く責める姿勢ではありません。



相手を否定せずに、事実と改善点を理由とともに
具体的に伝えることです。
- 遅刻を注意できない場面
- 提出遅れを流す場面
- ミスの再発を止める場面
- 報連相の不足を伝える場面
- 優先順位を教える場面
内向型と外向型リーダーシップの違い


内向型と外向型リーダーシップの違いは、向き不向きを決めるために見るものではありません。
自分がどんな場面で力を出しやすいかを知るために見ていきましょう。
内向型と外向型リーダーシップの違い
- 内向型と外向型の違いは、優劣ではなく強みの違い
- 内向型リーダーは“聞く・考える・整える”のが得意
- 外向型リーダーは“動かす・場をつくる・発信する”のが得意
内向型は、聞く・考える・整える場面で力を発揮しやすいです。
一方で外向型は、動かす・場をつくる・発信する場面で力を発揮しやすい傾向があります。
内向型と外向型の違いは、優劣ではなく強みの違い
内向型と外向型の違いは、優劣ではなく強みの違いです。
目立つ力があるほうが良い、静かなほうがダメだ、という見方をしていませんか?
職場で求められる役割は一つではありません。
話しながら場を前に進める力も役立ちますし、相手の話を受け止めて整理する力も必要です。
たとえば、会議で全員の意見がばらばらな場面では、勢いよく方向を示す人が助けになります。
反対に、後輩が言葉にできない不安を抱えている場面では、急がず相手の話を聞いて整理する人のほうが安心して話してもらえます。
以下の表で、違いを整理してみましょう。
| 観点 | 内向型 | 外向型 |
|---|---|---|
| 力を出しやすい場面 | 落ち着いて考える場面 | 人を巻き込む場面 |
| 得意な進め方 | 聞いて整理して進める | 話しながら進める |
| 周囲への関わり方 | 少人数で深く関わる | 広く早く関わる |
| 信頼のつくり方 | 誠実さ、安定感 | 明るさ、推進力 |
| 向く役割 | 調整、支援、整理 | 発信、推進、牽引 |



自分が苦手なことを無理に伸ばすより、
自分のどんな強みで相手を支えられるかを考えてみてください。
- 目立つ力と整える力
- 発信力と傾聴力
- 即断力と慎重さ
- 場づくりと関係調整
- どちらも組織に必要
内向型リーダーは“聞く・考える・整える”のが得意
内向型リーダーは“聞く・考える・整える”のが得意です。
内向型の人は、場の空気を読みながら相手の話を受け止め、頭の中で整理してから動く傾向があります。
たとえば、後輩が「仕事が回らないです」と話したとします。
内向型リーダーは、いきなり答えを出すよりも、どこで詰まっているのかを順番に聞きます。
会議でも、全員の意見をいったん整理し、「今決めることは二つです」とまとめる役割が得意です。



聞いて、考えて、整える流れが、そのまま信頼につながります。
- 1on1で本音を引き出す
- 会議の論点を整理する
- 意見のずれを整える
- 優先順位を落ち着いて決める
- 相手に合わせて伝え方を変える
外向型リーダーは“動かす・場をつくる・発信する”のが得意
外向型リーダーは“動かす・場をつくる・発信する”のが得意です。
外向型の人は、考えを外に出しながら場を前に進めたり、人を巻き込んだりする力を発揮しやすいです。
空気が重い場面や、方向が定まらない場面で、勢いをつける役目に向いています。
たとえば、会議が止まっている場面で「まずはA案で進めて、足りない点はあとで詰めましょう」と声を出せる人です。
新しい取り組みが始まる場面でも、「やってみよう」と発信して周囲を動かす力があります。



外向型の強みを見ると、内向型との違いがわかりやすくなりますね。
- 停滞した会議を動かす
- 初対面の場を和ませる
- 方針を言葉で打ち出す
- 周囲を巻き込んで進める
- 新しい挑戦を後押しする
内向型女性がリーダーシップを発揮しやすい強み


内向型女性がリーダーシップを発揮しやすい強みは、目立つ力だけではありません。
相手の話をていねいに聞く力、先を考えて整える力、変化に気づく力が、現場では役立つ場面が多いです。
内向型女性がリーダーシップを発揮しやすい強み
- 傾聴力と共感力で、相手の本音を引き出す
- 深く考える力と想像力で、拙速な判断を避ける
- 観察力・洞察力で、チームの変化に気づく
- 慎重さと調整力で、周囲が動きやすい状態をつくる
- 誠実さで信頼を積み上げる
自分にも当てはまる強みがないか、確認しながら読んでみてくださいね。
傾聴力と共感力で、相手の本音を引き出す
傾聴力と共感力で、相手の本音を引き出す力は、内向型女性の強みです。
相手の話を最後まで聞ける人は、後輩や同僚が安心して話しやすい空気をつくれます。
すぐに答えを返すより、まず受け止める姿勢があると、本当の困りごとが見えやすくなります。
たとえば、後輩が「仕事が多くて大変です」と話した時に「頑張って」と返すだけでは、何に困っているのか見えてきません。
「どこで躓いているの?」
「いつから苦しくなった?」
と聞くと、原因が見えてきます。



相手の本音を引き出せる人は、信頼されるリーダーになりやすいです。
- 後輩の悩みを最後まで聞く
- 途中で話をさえぎらない
- 困りごとを質問で深める
- 感情と事実を分けて聞く
- 安心して話せる空気づくり
深く考える力と想像力で、拙速な判断を避ける
深く考える力と想像力で、拙速な判断を避ける力も大きな武器です。
内向型の人は、目の前の答えだけでなく、その先の影響まで考えることが得意です。
たとえば、目の前の忙しさだけをみて担当者を決めると、別の人に負荷が偏る場合もあります。
納期、得意分野、本人の負担感まで見て決めることで、長い目で見たときにチームにとってベストな判断になります。



勢いだけで進めず、一度立ち止まって考えられる人は、
チームに安心感を与えます。
- 目先のことだけで決めない
- 後の影響まで考える
- チームメンバーの状況にも目を向ける
- 優先順位を整理する
- 急がず筋道を立てる
観察力・洞察力で、チームの変化に気づく
観察力・洞察力で、チームの変化に気づく力は、内向型リーダーの強みです。
場の空気や相手の表情をよく見ている人は、表に出にくい違和感を早めに拾うことができます。
後輩の小さな変化に気づけると、早めに声をかけられます。



気づく力がある人は、派手に引っぱらなくても、
チームを守る役目を果たすことができます。
- 返信の遅れに気づく
- 表情の変化に気づく
- 発言量の変化を見る
- 空気の重さを感じ取る
- 疲れのサインを見逃さない
慎重さと調整力で、周囲が動きやすい状態をつくる
慎重さと調整力で、周囲が動きやすい状態をつくる力も、内向型女性の強みです。
自分が前に出て全部回すのではなく、メンバーが動きやすいように整える姿勢は、安定したチームづくりにつながります。
確認不足を減らし、役割を明確にするのも立派なリーダーシップです。
たとえば、仕事を任せる場面で「よろしく」だけで終わらせず、目的、期限、判断に迷ったら相談してほしい点まで伝えます。
こうした配慮があると、相手は動きやすくなりますよね。



慎重さと調整力は、仕事が滞らない流れをつくる力として活かせます。
- 役割分担を先に決める
- 期限と目的を明確にして伝える
- 確認ポイントを事前に伝える
- 相談先を明確にする
- やり直しが減る方法を考える
誠実さで信頼を積み上げる
誠実さで信頼を積み上げる力は、内向型女性が長く活かせる強みです。
派手なアピールがなくても、約束を守る、話をきちんと聞く、言った内容に責任をもつ。
こうした積み重ねは、上司、同僚、後輩からの安心感につながります。
たとえば、忙しい日でも相談を後回しにせず、「15時なら5分取れます」と伝えます。
曖昧な返事をせず、自分の状況とできる範囲をきちんと伝える人は信頼されますよね。
信頼は一日で得られるものではありません。日々の積み重ねです。



あなたの誠実さは周りの人にきっと伝わっているはずです。
- 約束した期限を守る
- 返事を後回しにしない
- できる範囲を明確に伝える
- 困ったら早めに共有する
- 相手によって態度を変えない
実践|内向型の女性がリーダーシップを取るコツ


内向型の女性がリーダーシップを取るコツは、無理に外向型の人のようになろうとしないことです。
自分に合わないやり方を続けると、疲れやすくなり、自信もどんどんなくなっていきます。
実践|内向型の女性がリーダーシップを取るコツ
- 外向型を演じず、自分の強みを活かす
- 1対1の対話を強みにして信頼を深める
- 会議や発言は事前準備で不安を減らす
- 自分とは違う強みを持つメンバーに頼る
- 完璧を目指さず、まずは役割を安定して果たす
内向型女性が明日から取り入れやすいコツを順番に整理していきましょう。
外向型を演じず、自分の強みを活かす
外向型を演じず、自分の強みを活かすほうが、内向型の女性に合っています。
明るく場を回そう、いつも先頭に立とう、と無理をすると消耗しやすいです。
内向型の強みは、聞く力、整理する力、相手に合わせる力です。



強みをそのまま活かしたほうが、自然に信頼が積み上がります。
- 聞く力で相談を受ける
- 整理力で会議をまとめる
- 慎重さで確認漏れを防ぐ
- 配慮で伝え方を変える
- 落ち着きで場を安定させる
1対1の対話を強みにして信頼を深める
1対1の対話を強みにして信頼を深めるやり方は、内向型の女性に向いています。
大人数の場では言いにくい話でも、1対1なら話してもらいやすいからです。
相手の表情や言葉の変化も拾いやすく、関係づくりの土台になります。
信頼は、安心して話せる時間の積み重ねで育ちます。



短くてもよいので、1対1の対話を習慣にしてみてください。
- 後輩との週1の面談の機会を作る
- 会議後に短い声かけをする
- 進捗確認の相談時間を5分つくる
- 困りごとの聞き取りをする
- 異動直後の不安確認をする
会議や発言は事前準備で不安を減らす
会議や発言は事前準備で不安を減らすことができます。
内向型の人は、その場で考えながら話すより、先に整理しておくほうが得意だからです。
準備をすることで、焦りや緊張をかなり減らすことができます。



会議が苦手な人ほど、話し方より準備を整えておくほうが効果的です。
- 要点を3つメモしておく
- 結論を一文で書く
- 数字を先に確認する
- 聞かれそうな点を想定する
- 最初の一言を決めておく
自分とは違う強みを持つメンバーに頼る
自分とは違う強みを持つメンバーに頼ると、リーダーの負担は軽くなります。
一人で全部をやろうとすると、苦手な部分まで背負ってしまいます。
リーダーの役目は、全部うまくできる人になることではありません。
チーム全体で前に進める状態をつくることです。
お互いに頼りあえると、チーム全体の力が上がりますし、自分も無理をしなくてすみます。



頼ることは甘えではなく、チームを活かす動き方につながります。
- 自分の役割を絞れていますか?
- 発表役を自分だけで抱えていませんか?
- 場づくりまで全部背負っていませんか?
- 無理に雑談をしようとしていませんか?
- 一人ですべて回そうとしていませんか?
完璧を目指さず、まずは役割を安定して果たす
完璧を目指さず、まずは役割を安定して果たすほうが、内向型の女性に合っています。
最初から理想のリーダーを目指すと、できない部分ばかりが気になってしまうからです。
必要なのは、全部を高い水準でこなすことではなく、最低限の役割を安定して回すことです。
たとえば、「毎回うまく話す」より「会議の要点を外さない」を目標にします。
後輩指導でも、「完璧に育てる」ではなく「月1回は困りごとを確認する」と決めるほうが続けやすいです。
安定して続く行動は、小さく見えても信頼につながります。



完璧を追うより、続けられる形を優先していきましょう。
- 会議の要点だけ押さえる
- 相談の返事を先延ばししない
- 週1回は後輩に声かけする
- 任せる仕事を一つ決める
- できた点も振り返る
場面別|内向型リーダーの実践ポイント


場面別で見ると、内向型リーダーがつまずきやすい場面はある程度決まっています。
場面別|内向型リーダーの実践ポイント
- 会議で発言が苦手なときは、話す内容を先に決めておく
- 後輩指導では、“具体的に伝えること”を意識する
- 仕事を任せるときは、目的・期限・基準をセットで伝える
どれも苦手意識を持ちやすいですが、やり方を少し工夫するだけで負担は軽くなります。
無理に得意な人の真似をする必要はありません。
内向型の女性がすぐ取り入れやすい実践ポイントを、仕事の場面ごとに整理していきましょう。
会議で発言が苦手なときは、話す内容を先に決めておく
会議で発言が苦手なときは、話す内容を先に決めておくと安心です。
会議が苦手な人ほど、その場で考えながら話そうとして苦しくなります。
先に話す順番を決めておくと、頭が真っ白になりにくくなります。
たとえば、定例会議なら「進捗」「課題」「相談したい点」の3つだけメモしておきます。
発言の最初も、「進捗から共有します」と決めておくと入りやすいです。
全部うまく話す必要はありません。



必要な点を短く伝えられれば十分です。
- 話す前に一呼吸おく
- 結論から一文で伝える
- 長く話しすぎなくてOK
- わからない点は確認する
- 決める必要があることを話せたらOK
後輩指導では、“具体的に伝えること”を意識する
後輩指導では、“具体的に伝えること”を意識すると、関係を壊さずに伝えやすくなります。
やさしく伝えたい気持ちが強い人ほど、「気をつけてね」で終わらせやすいですが、それでは何を直せばいいのか相手には伝わりません。
事実と改善点を具体的に伝えるほうが育成には役立ちます。
たとえば、「提出が遅いよ」ではなく、「今日の17時までに出してほしいです。遅れそうなら15時までに相談してください」と伝えます。
行動、期限、相談のタイミングまで伝えると、相手は動きやすくなりますよね。



伝えにくい場面ほど、具体的な言葉に置き換えてみてください。
- 行動をはっきり伝える
- 期限を具体的に伝える
- 理由も添える
- 相談のタイミングを決める
- 人だけではなく行動に目を向ける
仕事を任せるときは、目的・期限・基準をセットで伝える
仕事を任せるときは、目的・期限・基準をセットで伝えると進めやすくなります。
「これお願い」で終わると、相手は何を目指せばよいのかわからないからです。
任せたのに何度も確認が必要になると、結局自分でやったほうが早いとも感じてしまいますよね。
たとえば、「来週の会議用に資料を作ってください」だけでは足りません。
「来週火曜の会議で使います。目的は進捗共有です。A4で3枚まで、数字は最新にそろえてください」と伝えると、相手は動きやすくなります。



仕事を任せるのが苦手な人ほど、伝え方を見直してみましょう。
- 目的を明確に伝える
- 期限を日時で伝える
- 基準を具体的に伝える
- 迷う点を先に伝える
- 相談先を決めておく
内向型リーダーがつまずきやすい注意点


内向型リーダーがつまずきやすいのは、性格そのものがダメだからではありません。
考え抜く力、責任感、配慮深さは強みですが、いきすぎると動けなさや抱え込みにつながります。
内向型リーダーがつまずきやすい注意点
- 考えすぎて動けなくなってしまう
- 「自分がやればいい」と抱え込みすぎてしまう
- 言わなくても伝わると思い、説明不足になってしまう
- 苦手な環境で消耗しすぎて、自分を保てなくなる
- 弱みばかり見て、自分には向いていないと決めつけてしまう
自分に当てはまる部分がないか、確認しながら読んでみてくださいね。
考えすぎて動けなくなってしまう
考えすぎて動けなくなってしまうのは、内向型リーダーがつまずきやすい点の一つです。
慎重に考えられるのは強みですが、答えをしっかり出してから動こうとすると、着手が遅れやすくなります。
間違えたくない気持ちが強いほど、動く前の確認が増えてしまいますよね。
たとえば、上司に企画の方向性を相談したいのに、資料を完璧にしてから見せようとして提出が遅れる場面です。
必要なのは、完璧になってから動く姿勢ではなく、まずは一度提出して改善する姿勢です。



考える力は残しつつ、動くタイミングを早めていきましょう。
- 7割の完成を目指す
- 相談は早めに入れる
- 締切前に中間確認をする
- 考える時間を決める
- 一人で抱えこまない
「自分がやればいい」と抱え込みすぎてしまう
「自分がやればいい」と抱え込みすぎてしまうと、リーダーの役割が苦しくなります。
責任感が強い人ほど、相手に任せるより自分でやるほうが早いと思いがちだからです。
何でも自分でやってしまうと、チームは育ちにくくなります。
リーダーの役割は、穴を埋め続けることではありません。
責任感がある人ほど抱え込みやすいです。



だからこそ、全部やらない仕組みを先に作っておきましょう。
- 修正を毎回自分でやっていませんか?
- 進捗確認を自分だけで抱えていませんか?
- 頼む前から「自分でやらなければ」と諦めていませんか?
- 任せる範囲が曖昧ではないですか?
- 教える時間をつくれていますか?
言わなくても伝わると思い、説明不足になってしまう
言わなくても伝わると思い、説明不足になってしまうと、仕事のずれが起きやすいです。
頭の中で整理できている人ほど、相手も同じように理解していると思ってしまいます。
相手の経験や前提がちがうと、受け取り方も当然変わりますよね。
説明不足を防ぐには、完成のイメージを言葉にすることが必要です。



伝えたつもりを減らすだけで、仕事の進み方はかなり変わります。
- 完成形を先に伝える
- 相手の前提を確認する
- 優先順位を伝える
- 迷う点を先に伝える
- 最後に復唱してもらう
苦手な環境で消耗しすぎて、自分を保てなくなる
苦手な環境で消耗しすぎて、自分を保てなくなるのも注意したい点です。
向型の人は、刺激が多い場に長くいるほど疲れやすい傾向があります。
たとえば、朝から打ち合わせが連続し、昼休みは相談対応をし、夕方には別部署との調整が入る一日。
家に帰ったら何もできなくなるほど、どっと疲れを感じませんか。
疲れ切ってから立て直すより、自分が回復できる余白を先に確保することを大切にしましょう。



自分を大切にし自分を保つ働き方をすることも、
リーダーとして必要な視点です。
- 会議の間に10分あける
- ひとり時間を先に確保する
- 昼休みは1人で過ごす
- 返信する時間をまとめて確保する
- 人と会う予定を続けて入れすぎない
弱みばかり見て、自分には向いていないと決めつけてしまう
弱みばかり見て、自分には向いていないと決めつけてしまうと、どんどん自信がなくなっていきます。
内向型の人は、できなかった点に目を向けてしまいがちです。
うまく話せなかった会議や、迷って決めきれなかった場面だけを見て、自分には適性がないと考えてしまっていませんか。
弱みだけに目を向けていると、強みが見えなくなります。



自分はリーダーに向いていないと決める前に、
できていることも見直してみましょう。
- できたことも毎回書く
- 自分には向いていないとすぐに決めない
- 一回の失敗をずっと引きづらない
- 人から褒められたことを書き出す
- 人から感謝されたことを書き出す
内向型リーダーによくある質問


内向型リーダーによくある質問
- 人前で話すのが苦手でもリーダーはできますか?
- 自分でやった方が早いと思ってしまいますが、どう考えたらいいですか?
- リーダーをやりたくないと思うのは甘えですか?
- 自信がなくてもリーダーになれますか?
ここでは内向型リーダーによくある質問に回答していきます。
まとめ|内向型のリーダーは、外向型の真似をしなくていい


内向型のリーダーシップでは、目立つことや強く引っぱることだけを目指さなくて大丈夫です。
まずは、今回の内容をもとに以下の3つを整理してみてください。
まとめ|内向型のリーダーは、外向型の真似をしなくていい
- 自分が苦しくなりやすい場面を知る
- 自分が自然に出せる強みを自覚する
- 明日から試せる小さな行動を決める
会議で話す前に要点を3つ決める、後輩には具体的に伝える、全部抱えずに一つ任せてみる。
そんな小さな一歩で十分です。
役職が上がると、不安や抵抗感が出るのは自然なことです。



内向型は、リーダーに向いていないのではありません。
無理に外向型の真似をしなくても、自分の強みを活かしながら信頼される働き方はあります。
焦らず、自分に合うリーダーの形を少しずつ見つけていってください。
